ご挨拶

イメージ

 「豊かな時も貧しい時も、健やかな時も病む時も、たがいに愛し、敬い、仕えて、その命の限り全うすることを誓いますか?」

 これは、キリスト教の結婚式で牧師から問われる誓約です。人間は破れが多い存在です。その破れが多い存在が、互いに赦し合い、助け合って、家庭を築いていく努力を神の前に誓い合うのがキリスト教の結婚なのです。今まで、異なった家庭で育った者たちが出会い、新しい家庭を築いていくことは並大抵ではありません。むしろ、波風が起こらない方が不思議です。そのような時に、互いに真実を誓い合った「初めの愛」を想い起こし、二人で舟を漕ぎ合って波風を乗り越えていただきたいと願っています。

明治学院学院長 小暮修也

イメージ

明治学院チャペルにおける結婚式について

 お二人は、どのようにして出会われたのでしょうか?学生時代に知り合われたという方もあるでしょう。社会人として働き出してから出会われたという方もあるでしょう。どのような出会いであったとしても、お二人が今、結婚に向けての歩みを着実に進めておられることを心からお喜び申し上げます。
 明治学院チャペルでの結婚式は、キリスト教の礼拝形式で行われます。ここで結婚するお二人の出会いをわたしたちは「偶然の産物」とは捉えません。お二人それぞれのこれまでの人生を導き、出会いの時を与えてくださった、神によるご計画であると捉えます。
 ですから、そのようなお二人を出会わせてくださった神の御前において、神への感謝を表す礼拝の形で結婚式を行うのです。これは、なかなか簡単には理解できないことかもしれません。しかし、肝要な点ですので、司式を担当する牧師との結婚準備会、あるいは教会での礼拝出席などを通じて、キリスト教に触れ、神の御前で結婚することの深い意味について理解していただくようにしています。

 「愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合うならば、神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。」(新約聖書:ヨハネの手紙一 4章11節以下)

 お二人が、明治学院チャペルでの結婚式を通して、一層愛を深め、尽きることのない神の愛に包まれながら歩んでいかれることを願っています。

明治学院牧師 北川 善也